AmiVoice

AmiVoiceの時短テクニック:辞書登録、テンプレートを使いこなそう。

電子カルテにATOKを導入している病院は、実に多いです。

僕が今まで努めた病院、もしくは外勤先の病院は、いずれももともと入っていました。

医療用語が最初から入っているため、使い勝手が非常に良いですね。

カルテを早く書くため、ATOKの辞書機能を駆使している先生は、多いと思います。

同じ機能は、実はAmiVoiceにもあります。

辞書登録とテンプレートという機能です。

字面だけだと機能の違いがわかりにくいですが、

辞書登録は単語ないし文章を登録するもの
テンプレートは改行を含む段落ごと登録するもの

という違いがあります。

非常に便利な機能ですので、その解説を今日はしたいと思います。

AmiVoiceの辞書登録

読影レポートを書くパソコンにも、ATOKが入っていることが多いと思います。

ATOKでよく使う機能の一つに、辞書登録があります。

レポート上でよく使う単語もしくは文章を、短い語句で変換できるように登録します。

同じ機能は、AmiVoiceにも存在しています。

ATOK Radという放射線科医用のバージョンでは、もともと医療用語は入っているのですが、それでも日進月歩で新たな病名というのは出てきます。

また、略語も弱いですね。

そうした語句を、手動にはなりますが、追加することができます。

AmiVoiceの辞書登録の注意点として、一文字の語句は避けた方が良いです。

例えば、「リンパ節に病的腫大は認めない」という語句を登録するとします。

その場合、ATOKでは「り」で変換するよう登録しても何の問題もありませんが、AmiVoiceだと変換がうまくいかないことが多いです。

おそらく、1文字ではなく複数文字から成る語句のほうが、認識しやすいのだと思います。

先に上げた例の場合だと、「りんぱ」と登録すると、認識精度が高いです。

テンプレートで構成の作り方が簡単に

字面だけだと辞書登録と何が違うのかわかりにくいですが、これも非常に便利な機能です。

ずばり、複数の行に及ぶ語句が登録できます。

僕はレポート上で部位を明記するために、「(胸部)」「(腹部)」という語句をよく使います。

その場合、いちいち単語で辞書登録しなくても、例えば「むねはら」とテンプレートで登録すると、

(胸部)

(腹部)

というように出てきます。

予め登録時に行を開けておくことで、すばやく所見を入力することができます。

カルテを書く事が多い場合は、

(S)
(O)
(A)
(P)

と登録しておくと、いちいち入力する手間を省けます。

レポートと電子カルテが一体となった端末であれば、レポートからコピー&ペーストすれば一瞬です。

辞書登録、テンプレートどちらもデータ移行は簡単

音響学習と同様、この辞書登録、、テンプレートのデータも取り出し可能です。

外勤先でもAmiVoiceがある場合、勤務先が変わる場合、データを引き継いで始めることが可能です。

まさに強くてニューゲームですね。

取り出し方も非常に簡単で、アウトポートボタンを押すだけで、ダウンロードできます。

あとは、そのデータをUSBに入れて持ち運ぶことが可能です。

ただ、最初は喋り方に慣れていないと、変な滑舌のデータを学習していることもあります。

なれると一旦リセットして、一からまた育てると、より自分にフィットするようになることもあります。

おわり

今後も画像検査は増えることはあっても、減ることはないでしょう。

辞書登録、テンプレートを駆使し、短時間で読影レポートを仕上げ、勤務時間が終わればすぐに帰れるよう頑張りましょう。