診療放射線技師

診療放射線技師になるには?:学校、試験、就職について

今日は、診療放射線技師になるにはどうすればよいのかをまとめました。

放射線科医にとって、診療放射線技師はとても身近な存在です。

一緒に画像検査を担当し、IVRの際には治療を助けてもらいます。

ただ、話してみると結構いろんな道で技師になっている人が多いことに気づきました。

専門学校に通っていた人、社会人を経験した人、大学に通っていた人。

調べてみると、医者と違い国家試験を受験するには様々な道があることを知りました。

身近であるものの意外に知らないことが多かったですので、紹介します。

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専門の学校に通わないといけません

診療放射線技師になるには試験に合格する必要があり、試験を受験するためには特定の学校を卒業しなければなりません。

したがって、診療放射線技師になる第一歩として、学校に通う必要があります。

正確には、「文部科学大臣が指定した学校又は都道府県知事が指定した診療放射線技師養成所において、3年以上診療放射線技師として必要な知識及び技能の修習を終えたもの」と定義されています。

ここで言う、学校又は診療放射線技師養成所とは、専門の学部がある4年制の大学及び3年制の短大、そして3年制の専門学校を指します。

そのため、診療放射線技師になるため掛かる年数は、何処に通うかによって異なります。

また、専門学校の場合、”夜間部”も存在します。

平日+土曜の18時~21時のように夕方~夜間にかけて授業を行い、仕事をしながら通うことができます。

夜間部の場合は、専門学校ですが3年ではなく4年間通うことになります。

また、先に挙げた学校に通う以外にも受験資格を得る方法があり、海外の診療放射線技師養成所を卒業するか、海外で診療放射線技師に相当する免許を受けた人も、日本の診療放射線技師国家試験を受験することができます。

海外の免許を持っていても、日本で免許を別に取得しなければなりません。

診療放射線技師国家試験に合格しないといけません

診療放射線技師になるために受験する試験は、診療放射線技師国家試験と言い、れっきとした国家試験です。

そのため、診療放射線技師も医師や看護師と同じ国家資格です。

試験は毎年2月末にあり、合格発表は3月末です。

合格率は、
2019年 79.2%
2018年 75.3%
2017年 85.4%
2016年 78.8%
2015年 73.8%

と年によってばらつきがありますが、おおよそ75-85%程度です。

ただ、受験者自体は年々増加傾向にあり、合格者自体も増えています。

診療放射線技師の就職先は?

診療放射線技師の就職先としては、主に3つあります。

・病院
・企業
・教員

の3つです。
それぞれ解説していきます。

病院、クリニック

最も一般的で、最も人数が多いのが病院への就職です。

病院によって仕事内容も変化します。

大学病院や大規模病院の場合、画像検査も細分化されていることが多いです。

CT担当、MRI担当のように病院内で部署が決まっており、検査を行っていきます。

そのため、担当した検査に精通し、より深く知ることができます。

小規模病院やクリニックの場合、全ての検査に携わることが多いです。

特定の検査には縛られないため、ジェネラリストとなることができます。

企業

多くの医療機器開発企業では、診療放射線技師が必要とされています。

例えばCTやMRIといった医療画像装置を開発する場合、診療放射線に関する専門的な知識が必要となります。

薬剤師が製薬会社に勤務するのと同じです。

この場合、画像検査自体に携わることは少なく、いわゆるサラリーマンとなっていきます。

技師学校の講師

技師学校で教える、というのも大きな就職先です。

国の規則により、診療放射線技師養成施設の教員数が「専任教員6名、うち5年以上の業務を行った診療放射線技師3名」以上と決められているからです。

大学に診療放射線技師を目指せる学科がある場合、教員としてのニーズも常にあります。

まとめ

診療放射線技師になるにはどうすればよいのか、また進路などについても紹介しました。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。