読影室でレポートを書く際、必ずノイズキャンセリング・ヘッドホンを使用しています。
僕が使用しているのは、Sony WH-1000XM3というモデルです。
正直、使用する前は、ノイズキャンセリングという機能をバカにしていました。
また、価格も約3万5000円と高く、普段ダイソーの216円のイヤホンを使用している身としては、いったい誰が買うのか、と考えていました。
ただ、知り合いの先生から勧められ購入したのですが、値段分の勝ちがある品だ、と180°評価が変わりました。
普段の仕事以外にも、ブログを書く際や読書など、ほぼ毎日使っています。
非常に快適で、日常読影にも役立つため、紹介します。
ノイズキャンセリング機能:瞬時に静寂が訪れる
スイッチを入れた瞬間に、耳の中に静寂が訪れます。
普段は意識していませんが、様々な環境音の中で生活しています。
読影室には何台ものパソコンが並んでいるため、細かなノイズやファン、また空調など、実に様々な雑音にさらされています。
けれど、ノイズキャンセリングヘッドホンを使用することで、こうした雑音はほぼカットされます。
山の中に一人でいる、という感覚が近いかもしれません。
ノイズキャンセリングしながら人の声が聞こえる:アンビエントサウンドモード
Sony WH-1000XM3の特徴ですが、アンビエントサウンドモードという機能があります。
アンビエントサウンドとは、「外音取り込み」という意味で、ヘッドホンの外側にあるマイクで周囲の音を取り込むことで、音楽を楽しみながら周囲の音を聞く事ができます。
もともとは外出時に使うための機能ですが、室内で使用することで、ノイズはカットしながら、人の声を聞き取る事が可能となります。
ノイズキャンセリングヘッドホンを使っているときに、上司や同僚に呼ばれたり、話しかけらても、きちんと聞き取ることができます。
ノイズキャンセリングヘッドホンを使用していると、周囲の人の話はノイズだ、と誤解されることがありますが、この機能のおかげで職場での人間関係を良好に保つことが可能となります。
読影に深く集中することができる
ノイズキャンセリングヘッドホンを使用することで、深く集中する事が可能になります。
部屋の中に居ながら、山の中のような静かな空間を体験できるので、読影に没頭できます。
CTやMRIの件数は、基本的に右肩上がりです。
また、年次が上がるに連れ、読影しなければいけない数も、必然的に増えていきます。
そうした状況で、ノイズキャンセリングヘッドホンを使用することで、深く集中でき、多くの数を読む手助けとなります。
まとめ
人間不思議なもので、場所や物が集中するためのスイッチになることがあります。
今の僕にとって、ノイズキャンセリングヘッドホンは確実に集中のスイッチになっており、手放すことができません。
ヘッドホンとしては金額が高いですが、是非体験してみて下さい。