読影レポート

何枚もの読影レポートはムダ:レポートは1枚に収めよう。

読影レポートは、なるべく1枚に収めるようにしましょう。

レポートが2枚以上になる際、文章が1枚目、画像が2枚目以降、という風に分かれることが多いです。

そのため、文章を読んで病変の画像を確認しようとすると、クリックないしスクロールという動作が必要になります。

それは、依頼医の時間を奪うことになってしまいます。

また、1枚で完結しないため、非常に視認性も悪くなります。

レポートを1枚で収めるため、私が気をつけているポイントを、今日は話していきたいと思います。

自分のレポートが何枚になっているか確認する。

自分が書いたレポートが何枚になっているのかは、日頃から確認して下さい。

もし、レポーティングシステムに印刷発行された際のレビューを見る機能が付いていたら、必ず確認して下さい。

レビュー機能がなかったら、過去に自分が書いたレポートを実際にカルテから見て下さい。

これぐらい文章を書いたら2枚になるのかや、何枚画像を貼ると2枚になるのか。

自分の中で基準として、持っておいて下さい。

レポートの画像は多ければいいというものではない

レポートに貼る画像は、1枚に収まる数にして下さい。

若い放射線科の先生の中には、所見の画像をそのまま全て添付している人が居ます。

多ければ多いほどいい、というものではありません。

視認性を逆に悪くしてしまいます。

レポートに「胆嚢結石」と書いてあった場合、胆嚢の場所がわからない先生は基本的にいません。

わざわざ矢印で示した画像を貼る必要はないです。

甲状腺右葉に結節がある、という記載を見て、甲状腺右葉が想像できない先生はいません。

ましてや、検査の主目的に関連していなければ、なおさらです。

逆に本当に重要な病変の画像が埋もれてしまう事態になってしまいます。

読みやすいかチェックする

何枚になっているのは確認する際に、合わせて自分の文章を再度チェックして下さい。

ポイントは2つ。

・誤字脱字がないか。
・くどい文章になっていないか。

一生懸命書いている時は、どうしても忙しい頭になってしまうため、誤字脱字に気づかないことが多いです。

必ず、一息入れて確認して下さい。

特に、致命的な誤字脱字や誤変換で意味が通じない、という事態は必ず避けましょう。

また、くどく、わかりにくい文章になっていないかも、チェックして下さい。

特に腫瘍の鑑別を書く際に多いのですが、「~。以上から良性病変を疑う。ただ、悪性の可能性も否定できない」などとあると、結局どっちなのか、という話になります。

必要な情報は勿論書くべきですが、依頼医がわかりやすいように、シンプル・イズ・ベストを心掛けましょう。

まとめ

レポートが何枚にも渡ると、どいうしても見にくくなってしまいます。

読影レポートは、なるべく1枚で完結させ、依頼医の時間を奪わないようにしましょう。