読影レポート

ショートカット登録するべき読影機能をまとめました。

今日は、読影に役立つショートカット、についてまとめました。

殆どの機能は、ビューワー上で右クリックして呼び出すか、ビューワー画面上から選んで使うようになっています。

ですが、中には右クリックから何回層も下に存在していたり、ビューワー画面から別の画面が開きそこから選ぶ、といったように非常に手間が掛かるものもあります。

実際のところ、よく使う機能というのは非常に限られています。

そこで、読影時間短縮のためにもキーボードやマイクに登録するおすすめの機能、についてまとめてみました。

ぜひご覧下さい。

距離計測

距離、とくに直線距離の計測は一番よく使うコマンドだと思います。

例えば腫瘍のサイズの計測、大動脈瘤のサイズなど。

見た目で明らかに大きくなっている場合は別ですが、基本的には必ずサイズを測って大きくなっているか、小さくなっているか判断します。

たまに、計測はしたけれど数字を記載していないレポートを見ることがあります。

依頼医はレポート上の文章でしか、僕らの仕事を判断することができません。

きちんと数字で証拠を残すというのは、依頼医との信頼関係を作る上でも重要だと考えます。

ROI

CT値を測ることも、距離計測と同じくらい頻度が高いです。

脂肪肝や副腎腺腫などですね。

また、腫瘍の造影効果を見る際も、ROIで計測します。

造影のタイミングによって背景臓器のCT値が変わるため、実際には造影されているのに、見た目では変わっていないように見える、ということは多々あります。

サブトラクションがない限り、基本的にROIでいちいち計測したほうが正確です。

貼り付け範囲の指定

ビューワーのシステムにもよるのですが、表示されている画像をそのまま貼るのではなく、範囲を指定して貼ることができます。

この操作を行うことで、病変部を拡大してレポートに添付できます。

実際に印刷したレポートを見ると一目瞭然なのですが、画像をそのまま貼ると、病変部が非常に小さくなりよくわからない、ということが多いです。

僕たちが見ているレポーティング画面は拡大して表示されているため、そこにギャップが生じてしまってます。

レポートには拡大して貼るほうが良いのですが、その後にすぐ縮小する手間を考えると、この貼付け範囲の指定というコマンドは非常に有用です。

もし機能としてあれば、ぜひ使ってみて下さい。

移動

基本的にCTであれ、MRIであれ、患者さんの体幹部中心が画像の中心になるように撮影されています。

ただ、体格や点滴、人工心肺などの関係で、患者さんの体と画像の中心とずれてしまうことがあります。

他にも、過去の画像を同期する際の細かな位置合わせなど、頻回に使います。

マウスのボタンに割り当てられている事が多いですが、キーボードやAmiVoiceのマイクのボタンなどに設定しておくと、意外と便利です。

WW/WLの調整

読影の際、送られてきた画像をそのままで見ることは少なく、WW/WLを調整して見ることが多いです。

造影CTで大動脈の内腔を見る。早期相で肝実質を見る。

単純CTで腸管周囲の脂肪濃度上昇の有無を見る。

MRIでもよく動かして読影を行います。

意外と隠れているものが見える事が多いので、一回は動かしてみると良いです。

まとめ

読影の際によく使うコマンドについて、まとめてみました。

頻繁に使うので、右クリックからいちいち呼び出していたら時間がもったいないです。

ショートカットに登録して、読影時間短縮の助けになれば幸いです。